プロジェクト概要

1994年に、かずさDNA研究所は世界で初めてのDNA専門研究機関としてスタートしました。それ以来、私たちは主に植物を中心にさまざまな生物種のゲノム配列を解読してきました。ゲノム情報とは生物の設計図であり、ゲノムを解析し得られた情報を紐解くことで、未だ解明されていない生物の謎に迫ることが期待できます。ゲノム配列解析に関わる技術は日々進化していますが、これまでゲノム情報が解読された生物種は地球上の全ての生物種に対してごくわずかです。

 高度なシーケンシング技術のおかげで、多くの植物種のゲノムが解読されてきました。私たちのグループは、2000年のアラビドプシス以来、これまでに50以上の植物ゲノム配列を公開し、植物ゲノミクスデータベース「Plant GARDEN(https://plantgarden.jp)」を構築しました。これまで解読対象となる植物は、主に農業上重要な作物や植物研究のモデル種から選ばれました。一方で、広範な視点からは、「植物ゲノム」とは何かを理解するために、植物界全体をカバーするシーケンスデータが必要です。したがって、最初のステップとして、私たちは被子植物のすべての目についてゲノム情報を取得することを目指しています。被子植物にはAPG IVに従って67の目がありますが、20の目についてはまだゲノムデータが入手できていません。現時点で、そのうちの5つの目のドラフトゲノム配列を決定し、近々8つの目のゲノムをシーケンスする予定です


ご協力をお待ちしております!

以下の目に属する植物種の材料をまだ入手できておりません。もしご協力いただける場合は、ぜひご連絡ください。

ご連絡先はかずさDNA研究所・植物ゲノム・遺伝学研究室の研究員まで

Picramniales
Paracryphiales
Escalloniales
Berberidopsidales
Crossosomatales
Metteniusales
Chloranthales